旧幕府直轄地の江戸に、江戸府を設置

町奉行を廃止し、市政裁判所を設置

江戸を東京と定め、東京府を設置

大和郡山藩上屋敷を接収し、東京府庁開庁

東京府職制公布。市政裁判所から府へ事務移管

明治改元

明治天皇、東京へ行幸（東幸）

江戸城を「皇居」とし「東京城」と改称

太政官の東京移転を布告

明治天皇、東京再幸

東京府、市中（御府内）の名主を罷免

市中982町を一番組から五十番組までの50区に再編＝50番組制

東京城を「皇城（こうじょう）」と称する

版籍奉還

＜戸籍法制定＞全国に区設置（行政区画）、戸長・副戸長配置

＜廃藩置県＞全国を3府302県の行政区画に分ける

武蔵国荏原郡と豊島郡、および多摩郡、足立郡、葛飾郡のそれぞれ一部を管轄区域とする東京府が改めて設置

東京府下を6大区97小区に（のち94小区）分け、それぞれ戸長と副戸長を置き、朱引内外を通して大区小区の制を確立

新橋～横浜間に鉄道開通

皇城、火災により消失、翌日、赤坂離宮を仮皇居と定める

東京警視庁を設置し、川路利良を長官に任命

上野公園で第1回内国勧業博覧会開催（～11月30日）

＜郡区町村編制法布告＞大区小区制を廃し旧来の郡町村制に戻す

郡区町村編制法をうけ、東京府に15区6郡を設置

東京馬車鉄道、新橋〜日本橋間開通

日本鉄道、上野〜熊谷間開通

東京府、「東京市区改正意見書」を政府に提出

日本鉄道、赤羽〜品川間開通、東北方面と東海道方面が山の手回りで結ばれる

隅田川改修工事着手

＜市制町村制公布＞憲法制定・国会開設を前提とした本格的な地方自治制度が創設

東京市区改正条例公布

東京市制施行（市長を置かず、市長の職務を府知事が行う市制特例）

東京市区改正設計の告示
道路：316路線、延長560kmの道路計画を決定
鉄道：新橋〜上野間の煉瓦アーチ式高架橋での建設、明治23年9月には中央停車（東京駅）の建設を決定
河川：8河川の新削・改修、外濠8条の改修・埋立を決定
公園緑化：49公園を計画決定

甲武鉄道、新宿〜八王子間開通

＜大日本帝国憲法施行＞

北多摩・西多摩・南多摩三郡を東京府に編入

＜日清戦争開戦＞

＜日清戦争終結＞

市制特例廃止。「市制」による一般市となり、東京市役所開設

東武鉄道、北千住〜久喜間開通

＜耕地整理法施行＞

東京市区改正新設計の告示（計画規模の大幅縮小）
道路：88路線に道路計画の規模縮小
河川：3河川の新サク・改修に規模縮小
公園：22公園に規模縮小

日比谷公園開園

東京電車鉄道、品川〜新橋間開通

＜日露戦争開戦＞

＜日露戦争終結＞

第1期隅田川河口改良工事着手

玉川電鉄、渋谷〜玉川間開通

＜改正耕地整理法施行＞

第2期隅田川河口改良工事着手

荒川改修計画（荒川放水路計画）告示

市制町村制改正（冠称を削除）

東京電車鉄道、東京市街鉄道、東京電気鉄道が統合。その後東京市が買収し、東京市電が誕生

＜明治天皇崩御＞

＜大正改元＞

京成電気軌道、押上〜市川間、曲金（のちの高砂） 〜柴又間開通

寄付により、乃木公園開園

＜第一次世界大戦開戦＞

東京駅開業

＜第一次世界大戦終結＞

＜都市計画法施行＞

＜道路法施行＞

＜市街地建築物法施行＞

東京市政要綱（8億円計画）発表

「街路修築計画」（62路線、延長105km）の都市計画決定

第3期隅田川河口改良工事着手

東京都市計画区域を決定

関東大震災

「帝都復興に関する詔書」が発せられる

帝都復興審議会・帝都復興院を設置

「国民精神作興に関する詔書」が発せられる

「帝都復興計画」の決定と帝都復興予算の成立

＜特別都市計画法の公布・施行＞（土地区画整理事業に関して耕地整理法等の特例を定める）

帝都復興事業着手、河川・運河の改修（11河川拡幅、新削1本、埋立1本）

震災で被害を受けた路面電車全線復旧

荒川放水路通水式挙行

関東大震災の影響を踏まえた用途地域の修正案が特別都市計画委員会において可決（翌年1月告示）、翌年1月に用途地域（計6,640万坪）が指定される

神田〜上野間の高架線が開通し、山手線環状運転開始

日の出ふ頭供用開始

同潤会、向島に中ノ郷アパート完成

＜大正天皇崩御＞

＜昭和改元＞

寄付により、旧安田邸庭園開園

小田原急行、新宿〜小田原間開業

東京都市計画道路の告示（環状六号、環状七号、環状八号の幹線環状道路3本が計画決定）

東京地下鉄、上野〜浅草間開通

清洲橋竣工。隅田川六大橋の完成

＜世界大恐慌＞

帝都復興祭挙行

荒川放水路完成

「東京港修築計画」の策定

隅田公園開園

羽田に東京飛行場開設

＜満州事変勃発＞

寄付により、清澄庭園開園

＜満州国建国＞

上野駅改良工事竣工

両国〜御茶ノ水間開通、総武線全線開業

隣接5郡82町村を東京市に編入し、35区体制となる

「東京港修築計画」に基づく竹芝桟橋が竣工

隅田川河口改良工事完了

千歳村、砧村を東京市に編入

＜日中戦争勃発＞