

麴町區について
宮城(皇居)とその周辺地域。江戸期まではほぼ武家地で、町屋はその隙間に存在していたという程度だった。宮城(皇居)とその周辺地域には中央官衙が集中し、隼町・紀尾井町や番町一帯は高級住宅街として発展、外国公館もこの地域に多い。
丸の内一帯は明治20年代に陸軍用地が三菱へ払い下げられて以来、1914(大正3)年開業の東京駅を中心としてオフィス街を形成する。区名の由来は江戸期以来の町名による。
- 区役所庁舎は当初隼町の中牟田倉之助邸に置かれ、のち五番町などを経て麹町1丁目4番地に設置された。
- 1923(大正12)年の関東大震災での罹災戸数5,884戸。
1947(昭和22)年3月、35区の廃置分合により神田区と合併、千代田区の一部となる。