歓楽境浅草公園六区の賑い(大東京)/出典:東京都立図書館

浅草・元浅草・浅草橋・柳橋(やなぎばし)・駒形(こまがた)・三筋(みすじ)・小島・蔵前(くらまえ)・花川戸・今戸・橋場・清川・千束(せんぞく)・日本堤などを含む範囲。区名の由来は中世以来の地名による。

隅田川西岸に位置する浅草は江戸期以来、金龍山浅草寺の門前町として発展、仲見世(なかみせ)・新仲見世の商店街と六区(ろつく)の娯楽街は下町随一の繁華街を形成。

浅草公園は浅草寺の境内であったのを明治6年東京五公園の1つとして開設。7区に分けられた。

山谷(さんや)堀に沿って三ノ輪(みのわ)に至る日本堤の西側の土手下に新吉原(しんよしわら)がある。

南部の蔵前付近は小間物・セルロイド等の雑貨問屋が密集して商業区を形成。

1923(大正12)年の関東大震災での罹災戸数は5万6,379戸。

浅草區の町名一覧

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は行

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